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ホスクリーンのカタログの入手方法を紹介し製品の選び方も解説します
ホスクリーンのカタログを検索したのに、配布サイトばかり並んでどれを開くか迷った経験はないでしょうか。ようやく開いたカタログに価格が載っておらず、探し直しになった方もいるはずです。
株式会社川口技研(以下、川口技研)の資料は、総合カタログ・別冊の価格表・型番ごとの製品図の3つが軸です。目的によって確認する資料が異なるため、この構成を知らないと必要な情報を探すのに時間がかかります。 この記事では最新版の確認から価格表・図面の入手先まで整理します。
総合カタログの最新版はVol.9でVol.8は2025年10月発行
2026年7月時点で、ホスクリーンの総合カタログの最新版はVol.9です。Vol.8は1世代前の版にあたり、巻末の発行情報で確認できます。
表紙には「Vol.9」の表記があり、巻末の発行情報には管理番号と「2026年6月現在」の時点表示があります。手元のファイルがいつ発行されたものかわからない場合は、この2箇所を確認すると判別できます。
参照:カタログ・図面 川口技研
参照:ホスクリーン総合カタログ Vol.9 川口技研
総合カタログの掲載内容
総合カタログは、室内用・屋外用・自立型から物掛け金物、取付パーツまでを1冊に収めています。各製品ページには型番、寸法、材質、カラー展開、商品コードが並び、目安重量も載っています。
施工要領は巻末に一括ではなく、室内用・軒天用・腰壁用と設置場所ごとの製品群の後ろに置かれ、下地の条件や注意点を確認できます。製品別の目安重量の一覧ページもあり、干せる量をまとめて比べられます。
Web閲覧やPDFファイルのダウンロードができる

公式サイトの「カタログ・図面」から物干(ホスクリーンシリーズ)を選ぶと、専用ページに移動します。
ページ冒頭の「総合・全般」の欄に、総合カタログと価格表のPDFが並んでいます。ログインも会員登録もメール入力も不要です。同じページに型番ごとの個別カタログもあり、製品が決まっていれば、そちらが扱いやすいでしょう。
紙カタログの請求手順
冊子状の「ブック式」はカタログ請求フォームから申し込みます。公式の案内に5営業日以内の発送と明記されています。
PDFと紙どちらを選ぶか
PDFは即時性、紙は一覧性という違いで使い分けるのが現実的です。PDFは検索機能で型番を打ち込めば該当ページへ直接飛べます。
紙は全体を俯瞰しやすい反面、届いた時点の版で内容が固定されます。長く使うなら、定期的に版数を確認する習慣があると安心です。
カタラボなど他サイトの注意点

カタラボは、一般社団法人 日本建材・住宅設備産業協会が運営するデジタルカタログサイトです。会員登録なしで閲覧でき、全ページの一括ダウンロードにも対応します。
メリットは、他の建材も同じ画面で探せる点で、複数メーカーを横断して比べる場面で効率的です。
掲載版が古い場合がある
注意したいのが掲載版数です。2026年7月時点で、カタラボとかたなびに掲載されているのはいずれもVol.8です。
カタラボの製品ページには発行年月と総ページ数が明記されています。最新の型番や新色は公式サイトで確認し、カタラボは横断比較の道具として使い分けるとよいでしょう。
価格表は別途PDFファイルを確認する
価格は総合カタログには掲載されておらず、別冊の価格表で確認します。各製品ページにも、価格は別冊の価格表を参照するよう案内が記載されています。
価格表は公式サイトの「カタログ・図面」ページにあり、総合カタログのすぐ隣からダウンロードできます。製品情報と価格をあわせて確認できるよう、最初に両方をダウンロードしておくとスムーズです。
価格改定の頻度に注意
気をつけたいのが改定の頻度です。近年はほぼ年1回のペースで改定が続いており、2026年7月には2026年10月1日受注分からの次回改定も発表されました。
つまり、手元の価格表の取得時期を記録しておかないと、古い金額のまま見積もりを作る可能性があります。ファイル名に取得日を入れる、といった工夫が有効です。
なお、価格表は業者間取引を前提とした税抜価格であり、実際の販売価格は流通経路によって異なります。
ホスクリーンの図面とCADデータの入手先

図面は公式サイトから型番ごとにPDFとDXFで入手でき、請求も会員登録も必要ありません。
図面はPDFとDXFで入手
公式サイトでは、製品本体の図面を型番ごとに、PDFとDXFの両形式で入手できます。
資料請求や会員登録も不要です。DXFはCADソフトに読み込める汎用形式で、設計図面へそのまま配置できます。同じページから取付説明書と取扱説明書も型番単位で取得でき、カタログの到着を待たず図面だけで設計を先に進められます。
参照:カタログ・図面 川口技研
カタログでわからないこと
カタログ・価格表・図面がそろえば、型番、寸法、材質、目安重量まで製品側の情報はほぼ手に入ります。しかし天井裏の下地の位置、天井材の種類、傾斜の有無は現地を見なければ確定できません。
施工要領には、天井材や壁材(石こうボードなど)への直接のネジ止めは強度が出ず落下の危険があるため絶対にしないよう明記され、取付けは建築構造を理解した施工業者が行う前提と記載されています。
さらに考えたいのが動線です。干す場所は、洗濯機から運び、洗濯物を取り込み、たたんで収納するまでの流れに関わります。金物単体で選ぶより、間取り全体で位置を考えるほうが日々の負担は確実に減ります。
参照:ホスクリーン総合カタログ Vol.9 川口技研
カタログを見ながら確認したいホスクリーンの選び方
ホスクリーンは設置場所で系統が分かれます。SPC-Wは天井用のスポット型で、サイズは5段階から選べます。
設置場所で系統を絞る
ホスクリーンは室内用、屋外用、自立型に大きく分かれます。室内用は天井に付けるスポット型・昇降式・固定式と窓枠に付けるタイプ、屋外用は軒天(屋根の張り出し部分の裏側)、腰壁(ベランダの手すり壁)、窓壁が主な設置面です。
型番を一覧で眺めても種類の多さに圧倒されて絞り込めません。先に「どこに付けたいか」を決めるほうが、はるかに早く候補が絞れます。
SPC-Wのサイズと色
SPC-Wは室内用スポット型の代表的な製品で、天井に本体を取り付け、使わないときはポールを外せる着脱式です。
ポールを外せば天井面がすっきり見えます。サイズは天井高で選び、カタログに天井高190cmから290cmまでの目安が図で示されています。
| サイズ | 全長 | 長さ調整 |
| SS | 220mm | 固定 |
| ショート | 320〜410mm | 2段階 |
| 標準 | 460〜640mm | 3段階 |
| ロング | 660〜840mm | 3段階 |
| LL | 1020〜1200mm | 3段階 |
色はホワイト、木調天井用、ブラックの3色で、木調は板張り天井で目立ちにくくなります。
参照:ホスクリーン総合カタログ Vol.9 川口技研
昇降式と固定式の違い
同じ室内用でも機構で使い勝手が変わります。スポット型は着脱式で、使わないときは何もない状態に戻せます。昇降式は洗濯物を掛けたまま竿の高さを変えられ、固定式のBAR型は常設でバーが見える代わりに安定感があります。
選ぶ基準は、見た目のすっきりさと干す高さの調整しやすさ、どちらを優先するかです。
目安重量の違い
目安の重量は以下の通りです。
| 製品系統 | 掛けられる重さ |
| 室内スポット型(SPC・SPD・SPE)・昇降式 | 目安重量8kg(1本あたり) |
| 室内固定式BAR型 | 目安重量15kg |
| 室内用物干し竿QL型 | 耐荷重15kg |
| 屋外の腰壁用・窓壁用 | 目安重量30kg |
スポット型の8kgは天井保護のための数値で、黄(注意)から赤(8kg超)の表示で掛け過ぎを知らせる荷重目安ガイドが付いています。
受注生産と廃番に注意
カタログに載っている型番が、いつでもすぐ届くとは限りません。一部の色とサイズは受注生産品で納期の目安は約2週間、SPC型ではブラックの最小・最大サイズがこれにあたります。
またカタログには「廃番予定品」「在庫が無くなり次第終了」の型番や取付パーツが混在します。公式サイトでも製品廃番の告知が出ることがあるため、工期に余裕がないときほど、発注前の納期と在庫の確認をおすすめします。
まとめ:まずは最新のカタログで全体の商品を把握する
ホスクリーンを検討する際は、まず最新の総合カタログを確認しましょう。現在の最新版はVol.9です。商品の価格は総合カタログではなく、別冊の価格表に掲載されています。また、施工に必要な図面は、資料請求をしなくても公式サイトからPDF形式やDXF形式で入手できます。
カタログは、商品の種類や型番、機能の違いを把握するための資料です。ただし、住まいに合う製品は、カタログだけでは決められません。天井の高さや下地の状態、洗濯物を干す場所までの動線を確認したうえで選ぶ必要があります。
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