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ホスクリーン昇降式の種類を比較|川口技研の電動・後付けまで解説
ホスクリーン昇降式を検討していても、「紐タイプと操作棒タイプは何が違うのか」「後付けで設置できるのか」など、疑問に思う方は少なくありません。
室内物干しは毎日使う設備だからこそ、使い勝手や設置方法が暮らしに合っていないと、洗濯のしやすさや生活動線に影響します。
当記事では、川口技研のホスクリーン昇降式の種類や特徴をはじめ、紐タイプと操作棒タイプの違い、後付けや埋め込みの取り付け方法までわかりやすく解説します。
ホスクリーン昇降式とは|川口技研の種類と特徴

ホスクリーン昇降式は、天井に設置した物干し竿を使いやすい高さまで下ろして洗濯物を干せる室内物干しです。
ホスクリーン昇降式の、基本的な特徴や種類について解説します。
室内物干しとして選ばれる理由
ホスクリーン昇降式が室内物干しとして選ばれる理由は、洗濯物を干しやすい高さまで物干し竿を下ろせるためです。
- 高い位置へ手を伸ばさずに洗濯物を干せる
- 使用後は天井付近へ収納できる
- リビングなど、さまざまな場所に設置しやすい
- 室内空間を有効活用できる
川口技研のホスクリーン昇降式は、竿を最大約1m下げられるため、無理のない姿勢で洗濯物を掛けられます。
ホスクリーン昇降式の種類一覧
川口技研のホスクリーン昇降式には、操作方法や設置方法が異なる複数のタイプがあります。
| 種類 | 操作方法 | 特徴 | 設置方法 |
| UTM型 | 操作ヒモ | シンプルな操作で高さを調整できる | 面付け |
| UTMP型 | 操作ヒモ・操作棒 | 操作コードを延長でき、高天井空間にも対応 | 面付け |
| URM型 | 操作棒 | 洗濯物を掛けたまま昇降できる | 面付け |
| URB型 | 操作棒 | 天井内に本体を納められる埋め込みタイプ | 埋め込み |
用途別の特徴をまとめると、次のとおりです。
| 型番 | 特徴 | おすすめ |
| UTM型 | シンプルで導入しやすい | コストを抑えたい方 |
| UTMP型 | 高天井にも対応 | 吹き抜けや高天井の住宅 |
| URM型 | 洗濯物を掛けたまま昇降可能 | 家事の負担を減らしたい方 |
| URB型 | 埋め込みで見た目がすっきり | 新築・リフォーム時 |
迷ったときの選び方
- 費用を抑えたい:UTM型
- 高天井に設置したい:UTMP型
- 家事をラクにしたい:URM型
- デザイン性を重視したい:URB型
操作ヒモタイプはヒモを引いて昇降するシンプルな構造で、操作棒タイプは洗濯物を掛けたまま昇降できるため、室内干しの頻度が高い方に向いています。
紐・操作棒・電動・自動タイプの違い
ホスクリーン昇降式を選ぶときは、操作方法の違いを理解しておくことが大切です。
| タイプ | 特徴 | 向いているケース |
| 紐タイプ | ヒモを引いて竿を昇降する | シンプルな操作性を重視したい場合 |
| 操作棒タイプ | 操作棒で竿を昇降し、洗濯物を掛けたまま操作できる | 毎日の洗濯をよりスムーズにしたい場合 |
| 電動タイプ | モーターで竿を昇降する | 一般的な電動物干しを検討している場合 |
| 自動タイプ | リモコンなどで操作する | 利便性を重視する場合 |
なお、川口技研のホスクリーン昇降式は、紐タイプと操作棒タイプを展開しており、電動・自動タイプは現在ラインアップされていません。
参照元:川口技研|物干(ホスクリーンシリーズ)
電動・自動タイプの機能と費用の目安

川口技研のホスクリーン昇降式は、操作ヒモや操作棒を使う手動タイプが中心です。
一方で、室内物干しを検討する方のなかには、電動・自動タイプとの違いや導入費用が気になる方も少なくありません。
一般的な電動・自動タイプの特徴と、手動タイプとの違いを解説します。
電動・自動タイプの機能とリモコン操作
電動・自動タイプの室内物干しは、リモコンや壁面スイッチで物干し竿を昇降できることが特徴です。
主な機能は次のとおりです。
- リモコンやスイッチで昇降できる
- 洗濯物を掛けたまま昇降できる
- 高い位置でも無理なく操作できる
- 機種によっては照明やタイマー機能を備えるものもある
ボタン操作だけで物干し竿を昇降できるため、高い位置へ手を伸ばす必要がなく、毎日の洗濯作業の負担を軽減しやすくなります。
電気工事の有無と導入費用の目安
電動・自動タイプは、モーターで物干し竿を昇降するため、設置時に電気工事が必要になります。
主な違いは次のとおりです。
| 項目 | 電動・自動タイプ | 手動タイプ(ホスクリーン昇降式) |
| 操作方法 | リモコン・スイッチ | 操作ヒモ・操作棒 |
| 電気工事 | 必要 | 不要 |
| 導入費用 | 高め | 比較的抑えやすい |
| メンテナンス | 電装部の点検が必要な場合がある | 構造がシンプルで手入れしやすい |
Panasonicの電動昇降式室内物干しでは、メーカー希望小売価格が159,830円(税込)からの機種があります。設置には別途、電気工事費や取り付け費用が必要です。
川口技研のホスクリーン昇降式は、メーカー価格で26,900円~36,000円(税抜)が目安です。なお、この価格は本体のみで、設置する場合は別途取り付け工事費が必要になります。
紐・操作棒タイプとの違いと選び方
電動・自動タイプと手動タイプは、それぞれ特徴が異なります。毎日の使い方や設置環境に合わせて選ぶことが大切です。
| 比較項目 | 紐タイプ | 操作棒タイプ | 電動・自動タイプ |
| 操作方法 | ヒモで昇降 | 操作棒で昇降 | リモコン・スイッチで昇降 |
| 洗濯物を掛けたまま昇降 | 不可※ | 可能 | 可能 |
| 電気工事 | 不要 | 不要 | 必要 |
| おすすめの方 | シンプルな操作を重視したい方 | 毎日の洗濯を快適にしたい方 | 操作性や利便性を重視したい方 |
紐タイプは価格を抑えやすく、構造がシンプルで故障しにくいことがメリットです。一方で、洗濯物を掛けたまま昇降できない機種があり、操作コードが見える点はデメリットといえます。
また、紐タイプはコードを真っすぐ引き、急に戻さないことで絡まりや摩耗を防ぎやすくなります。
操作棒タイプは、洗濯物を掛けたまま昇降できるため、毎日の室内干しが多い家庭に向いています。ただし、専用の操作棒を保管する必要があります。
週2〜3回程度の室内干しなら紐タイプ、毎日室内干しをするなら操作棒タイプを選ぶと、使い勝手に合わせて選びやすくなります。
参照元:Panasonic|電動昇降式室内物干し
川口技研|ホスクリーン UTM型
ホスクリーン昇降式は後付けできる|埋め込みとの違い

ホスクリーン昇降式は、天井の構造や下地の状況によって後付けできる場合があります。それぞれの特徴や設置前に確認したいポイントを解説します。
後付けできる条件と設置時の注意点
ホスクリーン昇降式は、木下地など十分な強度を確保できる天井であれば、後付けできる場合があります。
| 確認ポイント | 内容 |
| 天井の下地 | 木下地など十分な強度が必要 |
| 取り付け位置 | 製品の取り付け寸法を確保できるか |
| 周辺設備 | 照明やエアコンと干渉しないか |
| 生活動線 | 洗濯物を干しても通行の妨げにならないか |
川口技研の面付タイプ(UTM・URM)は、木下地への固定を前提としています。石こうボードだけでは十分な固定ができないため、必要に応じて下地の補強が必要です。
埋め込みタイプとの違い
ホスクリーン昇降式には、天井へ取り付ける面付タイプと、本体を天井内へ納める埋め込みタイプがあります。
それぞれの違いは次のとおりです。
| 項目 | 面付タイプ | 埋め込みタイプ |
| 設置時期 | 既存住宅やリフォームでも設置しやすい | 新築・リフォーム時に採用されることが多い |
| 見た目 | 本体が天井下に見える | 本体が天井内に納まりすっきり見える |
| 施工方法 | 天井下地へ固定する | 天井開口や下地施工が必要 |
| おすすめの方 | 後付けを検討している方 | 室内をすっきり見せたい方 |
面付タイプは既存住宅にも設置しやすく、後付けを検討している方に向いています。
埋め込みタイプは使用しないときも本体が目立ちにくく、空間に一体感を持たせやすいことが特徴です。
取り付け方法・DIYの可否・工事費用の目安
ホスクリーン昇降式は、安全に使用するためにも適切な方法で取り付けることが重要です。
一般的な施工の流れは次のとおりです。
- 天井の下地を確認する
- 取り付け位置を決める
- 本体を下地へ固定する
- 動作を確認する
DIYでの取り付けも可能ですが、天井下地の確認や確実な固定が必要です。
固定が不十分だと落下などの事故につながるおそれがあるため、施工に不安がある場合は専門業者への依頼をおすすめします。
ホスクリーン昇降式の本体価格は26,900~36,000円(税抜)が目安です。取り付け工事費は約1万~3万円程度が一般的ですが、天井の構造や施工内容によって異なります。
ホスクリーン昇降式の耐荷重・サイズの選び方
ホスクリーン昇降式を安全かつ快適に使用するためには、耐荷重やサイズを確認して選ぶことが大切です。
ホスクリーン昇降式の選び方について解説します。
耐荷重の目安と安全に使用するポイント
ホスクリーン昇降式は、耐荷重8kgを目安に設計されています。安全に使用するためには、耐荷重を超えないよう使用することが重要です。
| 項目 | 内容 |
| 耐荷重 | 8kg |
| 対象機種 | UTM・UTMP・URM・URB |
| 荷重の掛け方 | 洗濯物を均等に掛ける |
| 使用時の注意 | 耐荷重を超えないようにする |
耐荷重を超えて使用すると、本体や取り付け部に負荷がかかり、製品本来の性能を発揮できない場合があります。
サイズの種類と設置場所に合わせた選び方
川口技研のホスクリーン昇降式には、設置場所に合わせて選べるサイズが用意されています。
サイズごとの特徴は次のとおりです。
| サイズ | 竿の長さ(目安) | おすすめの設置場所 |
| Sサイズ | 約950mm | 洗面所・脱衣所など限られたスペース |
| Lサイズ | 約1,450mm | ランドリールーム・リビングなど広めの空間 |
Sサイズはコンパクトなスペースにも設置しやすく、限られた場所でも室内干しスペースを確保しやすいことが特徴です。
Lサイズは竿が長いため、洗濯物の間隔を確保しやすく、広い空間に設置したい場合に適しています。
洗濯物の量や家族構成に合わせた選び方
ホスクリーン昇降式は、洗濯物の量や室内干しの頻度に合わせてサイズを選ぶことも大切です。
選ぶ際の目安は次のとおりです。
| 洗濯物の量・使い方 | 選び方の目安 |
| 室内干しの量が少ない | 設置スペースに合わせてSサイズを検討 |
| 室内干しの機会が多い | 竿の長いLサイズを検討 |
| 洗濯物を分けて干したい | 設置スペースに応じて複数設置も検討 |
なお、Sサイズ・Lサイズともに耐荷重は8kgです。
参照元:川口技研|物干(ホスクリーンシリーズ)製品一覧
ホスクリーン昇降式を長く使うためのメンテナンス方法
ホスクリーン昇降式を長く安心して使用するためには、日頃の点検と正しい使い方が大切です。
ホスクリーン昇降式を快適に使い続けるためのメンテナンス方法を解説します。
紐タイプを長持ちさせるお手入れ方法
紐タイプを長く使用するためには、紐や本体の状態を定期的に確認し、正しく操作することが大切です。
確認したいポイントは次のとおりです。
- 紐に摩耗や傷みがないか確認する
- 急に強く引っ張らず、ゆっくり操作する
- 耐荷重8kgを超えて使用しない
- 異常を感じた場合は使用を中止する
耐荷重を超えた状態で使用すると、本体や昇降機構に負荷がかかるおそれがあります。また、紐や本体に異常がある状態で使い続けると、安全に使用できない場合があります。
操作棒タイプを安全に使うポイント
操作棒タイプは、専用の操作棒を正しく使用することが、安全性を保つためのポイントです。
使用時は次の点を確認しましょう。
| 確認ポイント | 内容 |
| 操作方法 | 専用の操作棒を使用する |
| 昇降時 | 無理な力を加えず、ゆっくり操作する |
| 使用後 | 操作棒を紛失しないよう保管する |
| 異常時 | 操作しにくい場合は使用を中止する |
無理な力で操作したり、専用以外の器具を使用したりすると、本体に負荷がかかるおそれがあります。
故障を防ぐための日常のメンテナンス
ホスクリーン昇降式を長く使用するためには、定期的に本体や昇降動作を確認することも重要です。
日常的に確認したいポイントは次のとおりです。
| 確認項目 | チェック内容 |
| 本体 | ぐらつきや変形がないか |
| 物干し竿 | 変形や傷がないか |
| 紐・操作棒 | 摩耗や破損がないか |
| 昇降動作 | スムーズに昇降できるか |
| 使用方法 | 耐荷重8kg以内で使用しているか |
また、ホスクリーン昇降式は洗濯物を干すための製品です。洗濯物以外の物を掛けたり、人がぶら下がったりすると、故障や事故につながるおそれがあります。
まとめ|ホスクリーン昇降式は設置場所に合わせて選ぶ
ホスクリーン昇降式は、室内干しの負担を軽減しながら、限られたスペースを有効活用できる室内物干しです。
操作方法や設置方法、耐荷重、サイズを比較し、自宅の設置場所や洗濯物の量に合ったタイプを選ぶことが、快適に使い続けるポイントになります。
また、後付けの可否や取り付け方法は住宅の構造によって異なるため、事前に設置条件を確認しておくと安心です。
新築やリフォームを検討している場合は、ランドリースペース全体の使い勝手まで考えることで、より暮らしに合った住まいづくりにつながります。
住まいの改善事例やリフォームのヒントは、コラムページでも多数紹介しています。室内干しを快適にするアイデアを知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
参考・出典
川口技研|物干(ホスクリーンシリーズ)製品一覧
川口技研|ホスクリーン UTM型
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