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ホスクリーンSPCの選び方を解説!天井高と身長で決まる基準を紹介
外に洗濯物を干したくても、日中は家にいない、急な雨が心配、花粉の季節は外干しできないという方も多いでしょう。そこで役立つのが、天井から物干し竿を吊り下げられる室内用ホスクリーンです。
なかでも川口技研のホスクリーンSPC型は、使うときだけポールを取り付け、使わないときは外しておけるため、リビングや洗面所にも設置しやすい製品です。床置きの物干しスタンドを使わずに済むので、洗濯物を干していないときは床を広く使えます。
ただし、SPC-W、SPCS-W、SPCL-Wなど似た型番が並んでいるため、「自宅にはどれが合うのか」と迷いやすいところです。
失敗を防ぐには、天井の高さと使う人の身長を確認したうえで、洗濯物を掛けやすい型番を選ぶ必要があります。
川口技研のSPC型を選ぶ基準
天井高と使う人の身長、ポールを外す頻度、天井下地の有無。この3点を先に確認すると型番が決まります。順番に解説していきます。
基準1 天井高と身長で決まる
竿の高さは、「洗濯物を干す人が無理なく手を伸ばせること」と「下を歩く人の頭に当たらないこと」の両方を考えて決めます。
たとえば、天井高が2,400mmの部屋で標準サイズを最も長くすると、竿の高さは床から1,760mmです。ただし、洗濯物は竿から数十センチ下に垂れ下がるため、背の高い家族が下を通ると頭に触れる可能性があります。
川口技研のカタログでは、竿の上面が床から1,860mmの高さであれば、身長155cmの方でも手が届く目安とされています。竿そのものの高さだけでなく、洗濯物の長さや家族の身長も考えて設置位置を決めましょう。
参照:SPC型 川口技研
基準2 外す頻度と収納場所
ホスクリーンSPC型は、使わないときにポールを取り外せます。ただし、毎回の着脱が手間になり、実際には設置したまま使うケースも少なくありません。常設すること自体が失敗なのではなく、生活がしやすい高さや位置を選べているかがポイントです。
取り外しで負担になりやすいのは、ポールだけでなく物干し竿の扱いです。長い竿を抜き差しするには周囲に十分なスペースが必要で、ポールの着脱にも一定の動作が伴います。
常設する前提なら、洗濯物を干していないときの見え方や、頭に当たらない高さを確認してください。取り外して使う場合は、ポールや竿をどこに収納するかまで先に決めておくと、設置後に使わなくなる失敗を防げます。
基準3 天井下地のある位置
ホスクリーンSPC型は、天井の表面にある石こうボードだけでは固定できません。石こうボードの裏側にある野縁や補強用の合板など、ネジがしっかり効く下地材に取り付ける必要があります。
見た目や家事動線だけで設置位置を先に決めても、その場所に下地がなければ取り付けられません。後から位置をずらすと、物干し竿の長さが合わなくなったり、洗濯物が壁や家具に当たったりする可能性があります。
そのため、まず専用のセンサーなどで、取り付け可能な位置を確認してください。
SPC-S・L・-Wの読み分け

ホスクリーンSPC型の型番は、主にポールの長さを示す記号と、色を示す記号で構成されています。SやLはサイズの違いを表し、末尾の「-W」はホワイトを意味します。
サイズには、短いタイプから長いタイプまで複数の区分があります。ポールの長さを調整できる製品もありますが、調整できるのは選んだサイズの範囲内だけです。標準サイズを購入してから、調整だけでロングサイズ相当まで伸ばすことはできません。
そのため、「設置後に高さを調整すればよい」と考えるのではなく、購入前に天井高と使う人の身長を確認することが大切です。竿の位置が高すぎると毎回背伸びが必要になり、低すぎると頭や洗濯物が通行をさまたげることになります。
ホスクリーンは取り付けられるかどうかだけでなく、無理なく使い続けられる高さかどうかで選んでください。設置場所とサイズが合わないと、せっかく取り付けても次第に使わなくなる可能性があります。
「-W」「-M」「-BK」は色を表す
SPCL-Wは「ロングサイズのホワイト」を表しており、LとWはそれぞれ異なる意味を持つ記号です。 同じ軸だと思っていると、通販サイトの商品名を眺めても整理がつきません。
| 記号 | 色 | 選ぶ場面 |
| W | ホワイト | 白い天井 |
| M | 木調天井用 | 木目の天井(リング部はホワイト) |
| BK | ブラック | ダーク系の内装 |
川口技研のカタログ入手先
ホスクリーンの詳しい寸法や取付条件は、川口技研の公式サイトで確認できます。ホスクリーンの製品ページでは、SPC型をはじめとした各製品の特徴やサイズ展開が掲載されており、型番ごとの図面や施工資料も無料でダウンロードできます。
SPC-W、SPCS-W、SPCL-Wなどは、見た目が似ていてもポールの長さや調整範囲が異なります。購入前には商品名だけで判断せず、図面に記載された全長、調整できる高さ、取付部分の寸法を確認してください。
SPC型とSPD型の違い
SPC型とSPD型については、全長も価格も同一です。違いは本体の厚み、カバー材質、色展開、差込口の形状だけです。
| 項目 | SPC型 | SPD型 |
| 本体の厚み | 13mm | 22mm |
| カバー材質 | 亜鉛ダイカスト | ポリアセタール+ABS樹脂 |
| 色 | W・M・BK | Wのみ |
| 差込口 | 標準 | すり鉢状に広い |
判断としては以下の点が挙げられます。
- 内装に馴染ませたいならSPC型:色を選べるのはSPCだけ
- 毎回着脱するならSPD型:差込口が広く、見上げた姿勢での位置合わせが楽
SPCは2本で1組が基本

ホスクリーンSPC型は1本単位で販売されていますが、物干し竿を渡して使う場合は2本必要です。
必要な部品を個別にそろえる方法のほか、本体2本と専用竿、収納用の付属品をまとめた「QSC」という公式セット品も用意されています。
QSCは、ホスクリーン本体と竿を一式でそろえられるため、対応する部品の選び間違いを防げます。サイズや竿の長さ、色を選べますが、一部の付属品は本体と異なる色になる場合があります。
なお、セットに含まれる竿は室内用ホスクリーンの専用品です。屋外や浴室では使用できないため、設置する場所を確認してから選んでください。
4人家族なら2本が目安
ホスクリーンの目安重量は1本あたり8kgで、2本では合計16kgです。ただし、この16kgには物干し竿の重さも含まれます。そのため、川口技研はQSCについて、実際に干せる洗濯物の重さを約15kg以内と案内しています。
4人家族の1日分を例にすると、Tシャツ4枚で約0.8kg、ズボン2本で約1.0kg、バスタオル4枚で約2.0kg、タオル4枚で約0.6kgです。洗濯物だけで合計約4.4kgになります。
さらに、ハンガーやピンチハンガーの重さが加わると、全体で7kg前後になることもあります。1本だけでは上限に近づきやすいため、4人家族でまとめて干すなら、2本設置するのが安心です。
ポールのみの購入も可能
ホスクリーンは、本体とセットで購入するだけでなく、ポールだけを追加で購入することもできます。設置後に長さが合わないと感じた場合や、使う人の身長に合わせて別のサイズへ交換したい場合に便利です。
ポールの価格は、サイズによって以下のように異なります。
| 部品 | 価格(税抜) |
| ポール SS | 2,550円 |
| ポール ショート | 3,450円 |
| ポール 標準 | 3,700円 |
| ポール ロング | 4,350円 |
| ポール LL | 10,250円 |
標準・ショート・ロングはSPC・SPD・SPE共通ですが、SSとLLはSPC・SPDのみで、SPE型にSS・LLはありません。ポールの色はホワイトとブラックの2色で、M色はありません。
参照:SPC型 川口技研
取り付けは天井の下地をよく確認する

ホスクリーンSPC型は、天井裏に野縁や軽天材などの下地があればDIYで取り付けられます。ただし、石こうボードだけでは十分な強度を確保できません。希望する位置に下地がない場合は、補強工事が必要です。
目安重量は1本8kg、2本で16kgです。専用竿QL型を使う場合は竿の重さも含まれるため、洗濯物は約15kg以内を目安に、偏らないよう均等に干します。
DIYでは、専用の下地センサーなどで位置を確認し、竿の長さや壁との距離、2本の向きと間隔をそろえて固定します。取付ネジや一部の取付パーツは付属していますが、高所で正確に作業する必要があります。
下地がない場合や、傾斜の大きい天井、コンクリート天井に設置する場合は、専用部品や補強が必要になるため、施工業者へ相談しましょう。
まとめ:天井高・身長・下地を確認して適したホスクリーンを選ぶ
ホスクリーンSPC型を選ぶ際は、天井高、使う人の身長、天井下地の有無を確認します。この3点がわかれば、適した型番や必要な本数、設置位置を判断しやすくなります。
型番は、ポールの長さを示すサイズ記号と、色を示す記号の組み合わせです。SPC型とSPD型は価格やサイズが同じため、内装とのなじみ方、ポールを着脱する頻度、必要な長さを基準に選びます。
物干し竿を使う場合は、基本的にホスクリーン2本で支えます。ホスクリーン本体と専用竿を組み合わせたセット品もあります。
まずは、天井高と家族それぞれの身長を確認して、下地探しを使って取り付け可能な位置を確認してください。あわせて、洗濯機から干す場所、洗濯物をしまう場所まで実際に歩いてみると、毎日の家事動線を具体的にイメージできます。
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