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エコカラットの施工価格はどれくらい?|面積やシリーズ別価格を比較

エコカラットの施工を検討している方の中には、「施工費用はどれくらいかかるの?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。

エコカラットの施工費用は、施工面積や選ぶシリーズ、設置場所によって大きく異なります。例えば、玄関のアクセント施工であれば3万円程度から施工できますが、リビングの壁一面に施工する場合は20万円以上かかるケースもあります。

また、エコカラットにはデザインや質感の異なるさまざまなシリーズがあり、選ぶ商品によって費用も変わります。後悔や失敗を防ぐためには、事前に費用相場を把握し、予算に合ったプランを検討することが大切です。

この記事では、エコカラットの平米単価や施工費込みの費用相場をはじめ、壁一面・テレビ背面・玄関など場所別の施工費用の目安、人気シリーズごとの価格比較、費用の計算方法まで詳しく解説します。

エコカラットの価格相場は?

エコカラットを検討する際に気になるのが施工費用です。エコカラットの価格は、選ぶシリーズや施工面積によって大きく異なります。一般的な施工費用の目安は、1㎡あたり約11,000〜22,000円程度です。施工範囲が広くなるほど、総額も高くなる傾向があります。

また、エコカラットはシリーズごとにデザインや価格が異なります。そのため、施工前に各シリーズの特徴や価格帯を確認し、予算に合った商品を選ぶことが大切です。

エコカラットの施工価格は「材料費+施工費」

エコカラットの施工価格は、主に「材料費」と「施工費」の合計で決まります。

  • 材料費:エコカラット本体や接着剤などの費用
  • 施工費:職人による施工費用
  • その他費用:養生費や下地補修費などが発生する場合もある

費用の計算イメージは以下のとおりです。

施工総額=材料費+施工費(+必要に応じて諸費用)

エコカラットはシリーズによって材料費が異なるため、高価格帯のシリーズを選ぶほど施工総額も高くなる傾向があります。また、施工面積や施工場所によっても費用は変動します。

エコカラットの平米単価の目安

ここでは、エコカラットプラスのメーカー希望小売価格をもとに、シリーズごとの平米単価の目安を紹介します。エコカラットプラスの価格帯は、主に4つのグレードに分かれています。

また、実際の施工費用は材料費だけでなく施工費も含まれるため、最終的な費用は施工面積や施工会社によって異なります。まずは各シリーズの価格帯を確認してみましょう。

グレードメーカー価格(1㎡あたり)
ハイグレード約20,200円
ミドルグレード約15,900円
スタンダード約11,400円
エントリー約8,200円

実際の施工では、材料費に加えて施工費がかかります。また、デザイン性の高いシリーズを選んだ場合や、加工が多い施工を行う場合は、費用がさらに高くなることがあります。 

タイルとエコカラットはどっちがお手頃?

エコカラットの施工を検討する際、タイルと比較する方も多いのではないでしょうか。初期費用だけで比較すると、一般的には内装タイルの方が安い傾向があります。一方、エコカラットは調湿・脱臭機能を備えた高機能建材のため、材料費や施工費がやや高めです。

また、施工時には細かな加工が必要になる場合もあり、その分施工費が高くなることがあります。費用を重視するならタイル、機能性も重視するならエコカラットがおすすめです。 

エコカラットの価格の計算方法は?

エコカラットの施工を検討している方の中には、「思ったより費用が高かった」「予算をオーバーしてしまった」といった声を耳にしたことがある方もいるかもしれません。実際の施工費用は、単純に商品代と施工費だけで決まるわけではありません。

選ぶシリーズや施工面積に加え、施工場所や壁の状態、オプション工事の有無などによっても費用は変動します。

見積もりを確認する際は、総額だけでなく、材料費・施工費・オプション費用の内訳までチェックすることが大切です。事前に費用の計算方法を把握しておけば、予算オーバーを防ぎながら計画的に施工を進められるでしょう。

エコカラットの費用計算式

エコカラットの施工費用は、基本的に以下の計算式で求められます。

施工総額=(材料費+施工費)×施工面積+オプション費用

例えば、材料費と施工費を合わせた㎡単価が20,000円で、施工面積が3㎡の場合の費用は次のとおりです。

20,000円 × 3㎡ = 60,000円

さらに、下地補修やコンセント・スイッチ周りの加工、鏡の設置などが必要な場合は、オプション費用が追加されます。

一般的な費用の目安は以下のとおりです。

  • 材料費:1㎡あたり約6,000〜25,000円
  • 施工費:1㎡あたり約5,000〜10,000円

選ぶシリーズのグレードが高くなるほど材料費も高くなるため、施工総額も上がる傾向があります。見積もりを確認する際は、㎡単価だけでなくオプション費用の有無もチェックしておきましょう。

エコカラット施工費の目安を知っておくと安心

業者へ依頼する場合の施工費込みの相場は、1㎡あたり15,000〜30,000円程度が一般的です。選ぶシリーズや施工面積によって費用は異なり、デザイン性の高いシリーズや加工が多い施工では、さらに高額になることもあります。

施工場所ごとの費用目安は以下のとおりです。

施工場所面積の目安費用の目安
玄関約2〜3㎡約7〜12万円
テレビ背面約3〜4㎡約6〜12万円
トイレ約2㎡約6〜8万円
リビング壁一面約5〜10㎡約12〜25万円

壁一面への施工は費用が高額になりやすい一方で、テレビ背面や玄関のアクセント施工であれば、比較的導入しやすい価格帯に収まるケースが多くなっています。 

オプション費用が発生する場合も

エコカラットの施工では、材料費や施工費以外に追加費用が発生する場合があります。主なオプション費用としては、以下のようなものが挙げられます。

  • 下地補修工事
  • コンセント・スイッチ周りの加工
  • ミラーの設置
  • 見切り材の取り付け
  • コーナー部分の加工
  • 養生費・廃材処分費

特に既存の壁紙や下地の状態が悪い場合は、下地補修費が追加で必要になることがあります。

また、見積もりを比較する際は、どこまでの作業が費用に含まれているのかを確認することが大切です。施工会社によっては、養生費や廃材処分費が別途請求されるケースもあるため、事前に内訳をチェックしておくと安心です。

エコカラットプラスと旧エコカラットの比較

エコカラットプラスは、従来のエコカラットが持つ調湿・脱臭機能を引き継ぎながら、お手入れのしやすさを向上させた商品です。2019年の商品体系の見直しにより、従来のエコカラットシリーズはエコカラットプラスへ統合されました。 

エコカラットプラスとエコカラットの比較表

比較項目エコカラットプラスエコカラット
調湿性能
脱臭性能
有害物質低減
水拭き対応×
お手入れのしやすさ
デザイン数40種類以上
現在の販売状況現行品一部販売中止

調湿機能や脱臭機能などの基本性能に大きな違いはありません。一方で、エコカラットプラスには水や汚れが染み込みにくい表面技術が採用されている点が大きな特徴です。

そのため、水拭きによるお手入れがしやすく、玄関やトイレなど汚れが気になりやすい場所にも取り入れやすくなっています。機能性やメンテナンス性を重視する場合は、エコカラットプラスを選ぶのがおすすめです。

サンティエがおすすめ

費用を抑えながらエコカラットを取り入れたい方には、比較的価格が手頃なサンティエがおすすめです。エコカラットの中でも導入しやすい価格帯でありながら、上質な質感と機能性を備えています。

また、シンプルで主張しすぎないデザインのため、さまざまなインテリアに合わせやすいのも魅力です。玄関やリビング、トイレなど施工場所を選ばず取り入れやすく、初めてエコカラットを施工する方にも適しています。

費用とデザイン性のバランスを重視する場合は、サンティエを候補の一つとして検討してみるとよいでしょう。

エコカラットの施工費が高いと感じる理由

エコカラットは、一般的な壁紙と比べると施工費用が高く感じられることがあります。しかし、その価格には優れた機能性や素材の品質、施工に必要な専門技術などが反映されています。

費用が高くなる理由を理解しておくことで、価格に納得したうえで施工を検討しやすくなるでしょう。ここでは、エコカラットの施工費が高くなる主な理由を紹介します。

1枚ずつ手作業で貼るため施工に手間がかかる

エコカラットは、壁紙(クロス)のように広い範囲を一度に施工できる素材ではありません。職人が1枚ずつ位置や水平を確認しながら貼り付けるため、施工には時間と高い技術が必要です。

また、コンセントやスイッチ周り、壁の端部などは細かなカット加工が必要になるため、施工の手間がさらに増えます。

特にデザイン性の高いシリーズや壁一面への施工では作業工程が多くなるため、その分施工費用も高くなる傾向があります。

素材が高機能で高価

エコカラットは、単なる装飾用タイルではなく、調湿・脱臭・有害物質の低減といった機能を備えた高機能建材です。室内の湿度を調整したり、生活臭を軽減したりする性能を持つため、一般的な壁材と比べて材料費が高く設定されています。

また、立体感のあるデザインや高級感のあるシリーズほど価格が高くなる傾向があります。そのため、選ぶ商品によって施工費用にも大きな差が生じます。

エコカラットの費用には、デザイン性だけでなく、快適な室内環境を維持するための機能性も含まれているといえるでしょう。

依頼する業者によって価格が変わる

エコカラットの施工費用は、依頼する業者によって異なります。ハウスメーカーや工務店、リフォーム会社、エコカラット専門業者では、同じ施工内容でも見積もり金額に差が出ることは珍しくありません。

また、施工実績や保証内容、アフターサービスの有無によっても価格は変動します。そのため、単純に価格だけを比較するのではなく、施工品質やサポート内容も含めて検討することが大切です。

費用を抑えたい場合は、複数の業者から見積もりを取り、価格だけでなく施工内容や施工実績も比較しましょう。安さだけで依頼先を決めるのではなく、施工品質とのバランスを考慮して選ぶことが重要です。

【場所別】施工費用の事例

エコカラットの施工費用は、施工面積や選ぶシリーズによって異なります。ここでは、人気の施工場所ごとの費用目安を紹介します。 

玄関の一部

玄関は、エコカラットの施工場所として特に人気があります。調湿や脱臭効果が期待できるだけでなく、来客時の印象アップにもつながります。

施工面積の目安は約2〜3㎡で、費用相場は7万〜12万円程度です。

また、姿見(ミラー)を組み合わせる場合は、ミラー本体代や設置費用が追加されるため、総額がさらに高くなることがあります。

トイレの壁一面

トイレは湿気やニオイが気になりやすく、エコカラットの機能を活かしやすい場所です。背面の壁一面に施工するケースが多く、施工面積は約2㎡前後が一般的です。

費用相場は6万〜8万円程度となります。比較的施工面積が小さいため、エコカラットを初めて導入する方にも人気があります。

テレビ背面

リビングのアクセントウォールとして人気なのが、テレビ背面への施工です。

施工面積は約3〜4㎡が目安で、費用相場は8万〜15万円程度です。壁掛けテレビの設置や配線隠し工事を同時に行う場合は、追加費用が発生することがあります。

また、間接照明と組み合わせることで、ホテルライクな空間を演出できるのも魅力です。

リビングの壁一面

リビングの壁一面に施工する場合は、費用が高額になりやすい施工パターンです。

施工面積は約6〜10㎡程度になることが多く、費用相場は15万〜30万円程度が目安です。高価格帯のシリーズを選んだ場合や、コンセント加工、間接照明の設置を行う場合は、さらに費用が上がることもあります。

一方で、広い面積に施工することで、エコカラット本来の調湿・脱臭効果を実感しやすくなるほか、空間全体の高級感も高められます。

エコカラットの施工費用を安くする方法

エコカラットは、調湿や脱臭といった機能性に優れているだけでなく、空間のデザイン性を高められる人気の内装材です。一方で、施工面積や選ぶシリーズによっては費用が高額になることもあります。

しかし、施工範囲の決め方や依頼先の選び方を工夫することで、費用を抑えながらエコカラットを取り入れることも可能です。

ここでは、エコカラットの施工費用を安くするためのポイントを紹介します。

施工面積を絞る

費用を抑える最も効果的な方法は、施工面積を必要な範囲に絞ることです。壁一面に施工すると高級感のある空間を演出できますが、その分、材料費や施工費も高くなります。

テレビ背面や玄関正面、トイレの背面など、視線が集まりやすい場所に限定して施工することで、費用を抑えながらアクセント効果を得ることができます。

また、一部分だけの施工でも、エコカラットならではの質感や立体感、高級感を十分に楽しめます。予算に合わせて施工範囲を調整することで、コストとデザイン性のバランスを取りやすくなるでしょう。

数社から相見積もりをとる

エコカラットの施工費用は、依頼する業者によって大きく異なる場合があります。同じ施工内容でも、ハウスメーカー・工務店・リフォーム会社・エコカラット専門業者では、見積もり金額に差が出ることは珍しくありません。

そのため、複数の業者から相見積もりを取り、価格だけでなく施工実績や保証内容、アフターサービスの有無なども比較することが大切です。

相見積もりを行うことで適正価格を把握しやすくなるほか、施工内容やサービスの違いも確認できます。費用と施工品質のバランスを見極めながら、信頼できる業者を選びましょう。

オプションは後付けにする

施工時にミラーや間接照明、見切り材などのオプションを追加すると、その分費用も高くなります。もちろん、エコカラットと同時に施工することでデザインに統一感を持たせられるというメリットもあります。

しかし、費用をできるだけ抑えたい場合は、まずエコカラット本体の施工を優先し、ミラーや照明などは後から設置する方法を検討するのもおすすめです。

工事内容をシンプルにすることで初期費用を抑えやすくなり、予算に合わせて段階的に理想の空間づくりを進められます。

グラビオエッジも検討する

費用を重視する場合は、エコカラット以外の壁材も比較してみるのがおすすめです。

なかでも大建工業(DAIKEN)が製造・販売する高意匠デザイン不燃壁材のグラビオエッジは、深い陰影と立体感が特徴の装飾不燃壁材です。石材のような高級感のある空間を演出できるため、デザイン性を重視する方から人気があります。また、商品や施工条件によっては、エコカラットよりも費用を抑えられる場合があります。

ただし、エコカラットのような調湿・脱臭機能は備えていません。そのため、見た目やデザイン性を重視するのか、それとも機能性を重視するのかを考えながら選ぶことが大切です。

まとめ|エコカラットの価格相場を確認して後悔のない施工を

エコカラットの施工費用は、選ぶシリーズや施工面積、施工場所によって大きく異なります。一般的な相場は施工費込みで1㎡あたり15,000〜30,000円程度ですが、玄関やトイレなどの部分施工であれば比較的費用を抑えて導入できます。

また、デザイン性の高いシリーズやオプション工事を追加する場合は、その分費用も高くなるため、事前に見積もりの内訳を確認しておくことが大切です。

費用を抑えたい場合は、施工面積を絞る、複数の業者から相見積もりを取る、オプション工事を見直すといった方法も有効です。価格だけでなく、機能性や仕上がり、施工実績なども比較しながら、自宅に合った施工プランを選びましょう。

エコカラットの価格相場を事前に把握し、納得できる施工計画を立てることで、満足度の高い住まいづくりにつながります。

参考・出典

INAX|エコカラット製品情報

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この記事の監修者

武藤 汐里

武藤 汐里

インテリアコーディネーター(登録番号:250197A)/リノベーションコーディネーター(RCDN2500050)。古家を活かした空間づくりとインテリアをテーマに発信中。住まいの知識と感性をもとに、本メディアの記事監修を担当。

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