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エコカラットをセルフ施工する方法|手順・施工例や失敗しないコツを解説

エコカラットは、調湿や脱臭効果に加え、デザイン性の高い壁材として人気があります。施工にあたって、業者に依頼するよりも「自分で施工して費用を抑えたい」 と考える方もいるのではないでしょうか。

しかし、エコカラットはタイル状の建材であるため、壁紙のように簡単に貼れるわけではありません。施工場所や商品の種類によっては難易度が高く、仕上がりに大きな差が出ることもあります。

この記事では、エコカラットをセルフ施工する際の難易度や必要な道具、施工手順をわかりやすく解説します。また、実際の口コミや施工例、セルフ施工しやすいおすすめ商品、費用を抑える購入方法も紹介します。

エコカラットはセルフ施工できる?DIYの難易度を解説

エコカラットはDIYで施工することも可能です。しかし、壁紙の貼り替えと比べると難易度は高めです。特に広い面積やコンセント周りの加工が必要な場合は、仕上がりに差が出やすくなります。

まずはエコカラットの特徴やセルフ施工の難易度を理解し、自分で施工するべきか業者に依頼するべきかを判断しましょう。

エコカラットとは?

エコカラットは、調湿・脱臭機能を備えた壁面素材です。機能だけでなく、石材やタイルのような高級感のあるデザインも魅力。玄関やリビングのテレビ背面、トイレなどに施工されることが多く、機能性とデザイン性を兼ね備えた人気の壁材として採用されています。

エコカラット施工はセルフ施工向きではない

エコカラットはDIY向けの商品「エコカラットセルフ」も販売されていますが、基本的には施工の難易度が高い建材です。

タイルの位置が少しでもずれると仕上がりに影響します。また、壁のサイズに合わせたカットやコンセント周りの加工が必要になるケースもあります。

そのため、DIY初心者がいきなり広いリビングの壁面に施工するのはおすすめできません。もしDIYをしたいという方は、まずはトイレや玄関の一部など、比較的小さな範囲から挑戦すると失敗を防ぎやすくなります。

セルフ施工と業者施工はどっちがお得?

費用だけを見ると、セルフ施工の方が安く済むケースがほとんどです。施工費がかからないため、業者依頼と比較して数万円以上節約できる場合もあります。

一方で、DIYでは工具の購入費や材料のロスが発生することがあります。また、施工に失敗した場合は追加購入が必要になる可能性も。

仕上がりの美しさや耐久性を重視するなら業者施工へ依頼しましょう。特に広範囲の施工や複雑な加工が必要な場合は、業者へ依頼した方が結果的に満足度が高くなるでしょう。費用を抑えながらDIYを楽しみたいならセルフ施工もおすすめです。

エコカラットのセルフ施工の準備と必要な道具

エコカラットをDIYできれいに仕上げるためには、施工前の準備が重要です。必要な道具をそろえるだけでなく、施工する壁の状態やサイズも事前に確認しておきましょう。施工中のトラブルを防ぎやすくなります。

まずは必要な道具と、施工前に確認しておきたいポイントをチェックしておきましょう。

必要な道具

エコカラットのセルフ施工では、以下のような道具を使用します。

  • エコカラット本体
  • 専用接着剤
  • くし目コテ
  • メジャー
  • 水平器
  • カッターまたはタイルカッター
  • 鉛筆・マスキングテープ
  • パテ
  • ヘラ
  • やすり
  • 養生シート

水平器は、タイルのズレを防ぐために欠かせません。仕上がりの美しさに大きく影響するため、施工前に準備しておきましょう。

施工前は下地チェックも忘れずに

エコカラットは、どんな壁にでも施工できるわけではありません。下地を整えることできれいに貼ることができます。

  • 壁に大きな凹凸やひび割れがないか
  • くぎやねじなどが出ていないか
  • 凸凹している場合はパテで平らに整える

壁紙が貼ってある場合は剥がしてから設置するのが基本です。

エコカラットをセルフ施工する手順

エコカラットをきれいに施工するためには、正しい手順で作業を進めることが大切です。特に割り付けやカット作業は仕上がりを左右する重要な工程です。ここでは、セルフ施工の基本的な流れを紹介します。

壁面の下地を補修する

事前に壁面の下地をチェックします。表面に凹凸や傾きがあるがひどい場合は、パテなどで下地補修します。くぎやねじ頭が下地表面から突き出ないようにします。

割り付けを決める

次に、エコカラットをどのように配置するかを決めます。いきなり接着剤を塗って貼るのではなく、床などに仮置きして全体のバランスを確認することが大切です。割り付ける際、端部に小さな切り物が入らないようにバランスよく割り付けます。

タイルを加工する

直線カットはペンシルカッター、またはプラ板用カッターやロータリーカッターで傷を付け、割ります。養生シートを床に敷いて、汚れや傷がつかないようにしてください。切断面はサンドペーパーなどで研磨します。

接着剤を塗布する

割り付けが決まったら、専用接着剤を壁面に塗布します。専用接着剤(スーパーエコぬーるG)をクシ目コテを用い、下地全面に塗りつけます。

ポイント

水平・垂直墨に合わせ、塗布した接着剤にクシ目コテでクシ目を立てます。1回あたりの塗布面積は、1.5㎡以下にします。張付け作業時間は、接着剤塗り付け後、夏場15分、冬場30分が目安です。

貼り付け

割付けに基づいてエコカラットプラスを、手でもみ込むように圧着で貼り付けていきます。目地は、商品の仕様に合わせて調整します。

仕上り確認

全体を貼り終えたら全体的に確認して、ズレなどがないか、また汚れなどがある場合は取り除きます。

汚れは、手あか程度であれば、プラスチック消しゴムで落とすことができます。接着剤がエコカラットプラス表面に付着した場合は、硬化する前に湿ったウエスなどで拭き取ります。拭き残した部分が硬化してしまった場合は、家庭用洗剤を吹きかけ、ティッシュやウエスで擦り取りましょう。

エコカラットのセルフ施工しやすい場所・施工しにくい場所

エコカラットは施工場所によってDIYの難易度が大きく異なります。初めてセルフ施工に挑戦する場合は、作業しやすい場所を選ぶことで失敗のリスクを減らせます。ここでは、セルフ施工しやすい場所と施工しにくい場所を紹介します。

施工しやすい場所

セルフ施工に向いているのは、比較的小さな面積で作業できる場所です。例えば、玄関やトイレの一部などのワンポイント施工は、使用する材料が少なく、施工範囲も限られているため初心者でも挑戦しやすいでしょう。

また、凹凸が少なく平らな壁面も施工しやすい場所です。施工したい場所が凸凹していたら、整えてから貼るようにしましょう。

施工しにくい場所

広いリビングの壁面やテレビ背面など、大面積の施工はDIYの難易度が高くなります。施工範囲が広いほどタイルの水平や垂直を保つことが難しくなり、わずかなズレでも目立ちやすくなる傾向があります。

また、施工時間も長くなり、接着剤の扱いにも注意が必要です。コンセントやスイッチが多い場所も加工が増えるため、初心者にはややハードルが高くなります。

エコカラットをセルフ施工した口コミ・評判

エコカラットのセルフ施工を検討している方にとって、実際にDIYした人の口コミもチェックしておきたいのではないでしょうか。セルフ施工には費用を抑えられるメリットがある一方で、施工の難しさを感じる人もいるようです。ここでは、エコカラットをセルフ施工した人によく見られる口コミや評判を紹介します。

良い口コミ

セルフ施工の口コミで特に多いのが、「費用を抑えられた」という声です。業者へ依頼すると施工費がかかりますが、自分で施工すれば材料費だけで済むため、コストを削減できます。また、「高級感のある空間になった」「思ったより貼りやすかった」といった口コミも。比較的少ない費用で空間の印象を変えられる点が評価されています。住まいづくりを楽しみたい人にとっては、DIYならではの魅力といえそうです。

悪い口コミ

一方で、「思ったより施工が難しかった」という口コミも多く見られます。特にタイルの位置合わせや水平の調整は難しく、施工後にズレが気になったというケースも。また「タイルのカットがうまくできなかった」といった声もありました。細かな加工が必要な場所では、専門的な工具や技術が必要になります。このほか「予想以上に時間がかかった」という口コミもありました。壁紙を剥がしたり、下地を整えたりするのはDIYに慣れていない場合は時間も手間もかかる作業です。DIY経験や施工場所を考慮しながら、自分で施工するか業者へ依頼するかを検討するとよいでしょう。

エコカラットの施工例

エコカラットは調湿や脱臭などの機能性だけでなく、空間のアクセントとしても人気があります。実際の施工例を参考にしながらイメージを膨らませることが大切です。ここでは、特に人気の高いトイレ・リビング・玄関の施工例を紹介します。

トイレ|一面でも空間の雰囲気が大きく変化

トイレは比較的施工面積が小さいため、エコカラットのセルフ施工に挑戦しやすい場所です。

便器の背面や正面の壁一面に施工するだけでも、空間の印象が大きく変わります。シンプルなクロスのトイレにアクセントを加えられるため、手軽なリフォームとして人気があります。

また、ニオイがこもりやすい場所でもあるため、エコカラットの脱臭機能を活かしやすい点もメリットです。

リビング|テレビの背面が人気

リビングでは、テレビ背面のアクセントウォールとして施工されるケースが多く見られます。

エコカラットの立体感や素材感が際立ち、まるでホテルやモデルルームのような高級感のある空間を演出できます。

特に石目調やタイル調のデザインは人気が高く、インテリアの主役として存在感を発揮します。ただし、施工面積が広くなりやすいため、セルフ施工の場合は難易度が高くなるので注意が必要です。

玄関|ホテルライクなアクセントに

玄関はエコカラットの人気施工場所のひとつです。家に入った時、最初に目にする空間にエコカラットを取り入れることで上質で洗練された印象を与えられます。壁の一部だけを施工するアクセント使いでもしっかりとした存在感があり、素材によってはホテルライクな雰囲気を演出できます。

玄関は、靴や傘などによる生活臭や湿度が気になりやすい場所でもあるため、デザイン性と機能性の両方を活かせる施工例として人気があります。

エコカラットのセルフ施工におすすめの商品と選び方

エコカラットにはさまざまなデザインやサイズの商品があり、施工する場所や好みに合わせて選ぶことができます。ここでは、カタログの確認方法や場所別のおすすめ商品、費用を抑えて購入するコツを紹介します。

カタログの確認方法

エコカラットの商品ラインナップは、リクシルの公式カタログで確認できます。カタログには各商品のデザインやカラーバリエーション、サイズ、施工イメージなどが掲載されているため、施工後のイメージを具体的に把握しやすくなります。

また、公式サイトでは気軽に最新の商品情報をチェックできます。気になる商品がある場合は、ショールームで実物の色や質感を確認するのもおすすめです。

場所別おすすめ商品

施工場所によって、相性の良いデザインは異なります。

玄関
石目調やタイル調のデザインは高級感を演出しやすく、玄関のアクセントとして人気があります。

おすすめ商品:ペトラスクエア、ヴィスト CXシリーズ

リビング
テレビ背面には存在感のある凹凸デザインや大型パターンの商品がおすすめです。空間の主役としてインテリア性を高められます。

おすすめ商品:グラナスルドラ、ラフクォーツ、ビンテージオーク

トイレ
施工面積が限られるため、柄や質感が際立つデザインを選ぶとアクセント効果が高まります。

おすすめ商品:ストーングレース、フェミーナ、エコカラットプラス

寝室
落ち着いた色合いや自然素材をイメージしたデザインを選ぶことで、リラックスできる空間づくりに役立ちます。

おすすめ商品:ファブリコ、カームウッド、パールマスク

セルフ施工しやすい「エコカラットセルフ」もチェック

DIYに挑戦するなら、「エコカラットセルフ」も選択肢のひとつです。エコカラットセルフは、裏面にマグネットが付いたパネルを専用ベースシートへ取り付ける構造になっています。

接着剤を使用しないため施工のハードルが低く、DIY初心者でも比較的取り組みやすい点が特徴です。また、位置の調整や取り外しがしやすく、賃貸住宅でも導入を検討しやすい商品として注目されています。

価格を抑えられるお得な購入方法

エコカラットを少しでも安く購入したい場合は、購入先やタイミングを比較しましょう。

リクシル公式サイトのキャンペーン情報のほか、ホームセンターや住宅設備を扱うネットショップのセールを活用するのもおすすめ。通常より安く購入できる場合があります。

エコカラットはセルフ施工と業者施工はどちらがおすすめ?

エコカラットは自分で施工することもできますが、施工場所や求める仕上がりによっては業者へ依頼した方がよい場合もあります。

費用だけで判断するのではなく、施工範囲やDIY経験、完成度へのこだわりを踏まえて選ぶのが大事。ここでは、セルフ施工と業者施工それぞれに向いているケースを紹介します。

セルフ施工がおすすめなケース

セルフ施工は、できるだけ費用を抑えたい方に向いています。

特にトイレや玄関の一部など、小規模な施工であればDIY初心者でも挑戦しやすく、施工費を節約できるのが大きなメリットです。また、自分で作業することが好きな方や、住まいづくりを楽しみたい方にも適しています。

一部だけ、アクセントを設けたい場合はDIY向けの「エコカラットセルフ」を活用すれば、手軽に施工できます。

業者施工がおすすめなケース

リビングのテレビ背面など広い壁面に施工したい場合や、仕上がりの美しさを重視する場合は業者施工がおすすめです。

業者は施工経験が豊富なため、タイルの割り付けや細かな加工もきれいに仕上げられます。また、コンセントやスイッチ周りなど加工が多い場所でも、違和感のない仕上がりが期待できます。施工後のやり直しや材料のロスを避けたい場合も、業者へ依頼するメリットは大きいでしょう。

迷ったときのチェックポイント

セルフ施工と業者施工で迷った場合は、以下のポイントを確認してみましょう。

  • 施工面積は狭い範囲か広い場所か
  • コンセントやスイッチなど加工箇所が多くないか
  • DIYの経験があるか
  • 完成度にどこまでこだわるか
  • 施工費をどれくらい抑えたいか

小規模なアクセント施工であればセルフ施工、大面積の施工や高い完成度を求める場合は業者施工が向いています。

まとめ|セルフ施工は施工場所や完成度に合わせて選ぼう

エコカラットはセルフ施工も可能ですが、壁紙の貼り替えより難易度が高く、施工場所によっては下地の調整など専門的な技術も必要になります。

トイレや玄関のワンポイント施工で費用を抑えたい場合はセルフ施工もいいでしょう。しかし、リビングの大きな壁面や複雑な加工が必要な場所では、業者へ依頼した方が満足度の高い仕上がりを期待できる場合も。施工範囲や予算、求める完成度を考慮しながら、自分に合った方法を選んでみてください。

参考

エコカラット| 施工方法・納まり

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この記事の監修者

武藤 汐里

武藤 汐里

インテリアコーディネーター(登録番号:250197A)/リノベーションコーディネーター(RCDN2500050)。古家を活かした空間づくりとインテリアをテーマに発信中。住まいの知識と感性をもとに、本メディアの記事監修を担当。

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