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宅配ボックスとは|種類・費用・主要サービスでの使い方
宅配ボックスの設置を検討しているものの、種類が多すぎてどれを選べばいいかわからないと感じていませんか?
簡易型・据え置き型・壁掛け型・埋め込み型と、タイプによって費用も設置方法が異なるため、迷うのは当然のことです。さらに戸建てとマンションでは、設置の手順や注意点も変わってきます。
自分の住居に合った宅配ボックスを選ぶには、まず基本的な仕組みと種類ごとの特徴を把握しておくことが大切です。
この記事では、宅配ボックスの仕組みから選び方、住居タイプ別の設置方法まで網羅的に解説します。
目次
・宅配ボックスとは
・宅配ボックスを設置するメリット
・宅配ボックスを設置する注意点とは
・宅配ボックスの種類とは
・【ヤマト・佐川・Amazon・メルカリ】宅配ボックス受け取り方法
・よくある質問
・まとめ:宅配ボックスを設置して再配達をなくそう
宅配ボックスとは
目次

宅配ボックスは、不在時でも荷物を安全に受け取れる施錠式の保管設備です。配達員が荷物を投入し、受取人が鍵やパスコードを使って取り出す非対面型の受け取り装置として、戸建てや集合住宅に普及しています。
宅配ロッカーとの違い
宅配ボックスと宅配ロッカーは、名称が異なるだけでほぼ同じものを指します。厳密な定義の違いはなく、大規模なマンションや商業施設では「宅配ロッカー」、戸建てや小規模集合住宅では「宅配ボックス」と呼ばれることが多いです。
コンビニや駅構内に設置されているロッカーも「宅配ロッカー」と呼ばれますが、本記事では主に住宅敷地内や集合住宅に設置される受け取り装置を「宅配ボックス」とします。宅配ロッカー・パッケージボックス・配達ボックスなどの呼び方もありますが、指している対象はほぼ同じです。
荷物投入から取り出しまでの流れ
宅配ボックスの受け取りは、以下3つのステップで完結します。
- 配達員がボックスに荷物を投入し、施錠する
- アプリや不在票で受取人に通知が届く
- 受取人がパスコードや鍵でボックスを開け、荷物を取り出す
配達員が玄関前でチャイムを鳴らす必要がなく、受取人も仕事や外出の予定に合わせて好きなタイミングで荷物を受け取れます。留守なかでも荷物が確実に届き、夜遅くや早朝の配達で家族を起こしてしまう心配もありません。
従来の宅配では、不在時に不在票を受け取り、電話やWebで再配達を依頼し、配達員と日程を調整するやりとりが発生していました。宅配ボックスを設置すれば、この工程が丸ごと不要になります。
宅配ボックスを設置するメリット

宅配ボックスを設置すると、荷物の受け取りにまつわるストレスが大きく減ります。3つのポイントに分けて、宅配ボックスのメリットを解説します。
再配達ゼロで時間と手間を削減できる
宅配ボックスを設置すれば、再配達のやりとりが発生しません。配達員が訪問時に留守でもボックスに投入すれば配達が1回で完了し、電話やアプリでの再配達依頼、日程調整の手間が軽減されます。
「荷物を受け取るために予定を空ける」「配達時間に合わせて帰宅する」といった小さな手間は、月単位で見ると無視できない負担です。宅配ボックスがあれば受け取り時間を気にする必要がなくなり、予定の自由度が上がります。
非対面受取で配達員との対応が不要になる
人によって、配達中のインターホン対応から解放されるのは大きなメリットでしょう。入浴中や仕事に集中している最なかでも玄関へ出る必要がなく、手が離せない場面での「出られなかった」がなくなります。また、見知らぬ人を玄関先に迎える心理的な負担が軽くなるのもポイントです。
在宅勤務中の業務中断がなくなる
宅配ボックスがあれば、テレワーク中に荷物が届いても業務を中断する必要がありません。オンライン会議中にチャイムが鳴って席を外すこともなく、荷物は終業後や作業の切れ目にまとめて取り出せます。
宅配ボックスを設置する注意点とは

宅配ボックスの導入前に知っておきたい注意点が3つあります。いずれも日常的なトラブルにつながるケースなので、事前に確認しておきましょう。
大型荷物・容量オーバーには対応できない
宅配ボックスには容量の上限があります。大型家電や家具など、ボックスに入らない荷物は配達員が玄関前に置き配するか、再配達扱いになります。
一般的な据え置き型ボックスの内寸は縦・横・奥行きがそれぞれ30〜50cm程度です。衣類や書籍、日用品のような小型荷物には対応できますが、サイズの大きい荷物は収まらないことがあります。購入前に内寸とよく注文する荷物のサイズを確認しておきましょう。
導入・設置に費用がかかる
宅配ボックスの購入・設置には初期費用がかかります。簡易型なら5,000〜1万円程度で導入できますが、据え置き型は3万〜8万円、埋め込み型は15万〜30万円以上が相場です。
電子ロック式を選ぶ場合は、屋外コンセントの設置工事が別途必要になることもあります。工事費用は内容にもよりますが、5万〜10万円程度を見込んでおきましょう。初期費用と運用コストを事前に把握したうえで、予算に合ったタイプを選んでください。
満杯・故障時は機能しない
宅配ボックスが荷物でいっぱいになると、新たな荷物は受け取れません。長期の旅行や出張中に複数の荷物が届く場合は、事前に配送を一時停止するか、ボックスの空きを確認しておく必要があります。
なお、電子ロック式の場合、電池切れや機器の不具合で開閉できなくなることがあります。定期的なメンテナンスと電池交換を習慣にしておくことで、こうしたトラブルを防げます。
宅配ボックスの種類とは
| タイプ | 価格帯 | 耐久性 | 防犯性 | 設置方法 |
| 簡易型 | 5,000〜1万円 | 1〜2年 | 低 | 工事不要 |
| 据え置き型 | 3万〜8万円 | 5〜10年 | 中〜高 | アンカー固定 |
| 壁掛け型 | 1万5,000〜4万円 | 5〜10年 | 中 | 壁・門柱取り付け |
| 埋め込み型 | 15万〜30万円以上 | 10年以上 | 高 | 建築時組み込み |
宅配ボックスは大きく4つのタイプに分類されます。費用・セキュリティ・設置方法が異なるため、住環境や予算に合わせて選ぶことが大切です。以下に特徴をまとめました。
簡易型:低コストで手軽に導入できる
簡易型は、段ボール製または軽量樹脂製の最もシンプルなタイプです。価格は5,000〜1万円程度で、工事不要のため一軒家(戸建て)の玄関脇にすぐ設置できます。
ただし防犯性は低く、耐久性も1〜2年程度が目安です。「まず試してみたい」という方、荷物の受け取り頻度が少ない方におすすめします。
据え置き型:防犯性と容量のバランス型
据え置き型は、鉄製またはアルミニウム製でロック機構が付いたタイプです。価格は3万〜8万円程度で、耐久性は5〜10年ほどあります。
複数の収納室に分かれたものもあり、集合住宅での共用にも対応できます。防犯性と容量のバランスがよく、宅配ボックスのなかでもとりわけ普及率が高いタイプです。
壁掛け型:省スペースで外壁・門柱に設置
壁掛け型は、外壁や門柱に取り付けるタイプです。地面スペースを使わないため、玄関前が狭い一軒家(戸建て)や、共用スペースが限られるマンションに向いています。
価格は1万5,000〜4万円程度です。取り付けには壁への穴あけ作業が必要なため、賃貸住宅では管理者への確認が必要です。
埋め込み型:新築向けのデザイン性重視タイプ
埋め込み型は、建築時に壁に組み込むタイプです。埋め込み型は外観をすっきり保てるため、住宅全体のデザインにこだわる方に選ばれています。設置費用は15万〜30万円以上と高額ですが、仕上がりの良さと耐久性はトップクラスです。
【ヤマト・佐川・Amazon・メルカリ】宅配ボックス受け取り方法

ここでは、主要な配送業者とECサービスにおける宅配ボックスの利用方法を解説します。
ヤマト運輸(クロネコヤマト)
クロネコメンバーズ会員であれば、宅急便・宅急便コンパクトの荷物を宅配ボックスで受け取れます。 クロネコメンバーズのマイページやLINE公式アカウントから「宅配ボックスで受け取る」を選択すれば、配達員がボックスに荷物を入れた時点で配達が完了します。
Myカレンダーサービスで受け取り方法の初期設定を「宅配ボックス」にしておけば、次回以降の配達にも同じ設定が反映されるため、毎回指定する手間がかかりません。荷物が宅配ボックスに入らない場合は郵便受けにご不在連絡票が投函され、再配達の依頼が必要になります。
佐川急便
佐川急便は2024年9月から、荷受人が受け取り方法に「置き配」を選択できるサービスを開始しました。Webサービスの「スマートクラブ」または佐川急便LINE公式アカウントを通じて、受け取り方法で「置き配」を選び、指定可能な受け取り場所から宅配ボックスを指定します。
事前にスマートクラブへの会員登録(無料)が必要で、LINE経由で指定する場合はスマートクラブ会員との ID連携も必要です。なお、飛脚クール便・代金引換・貴重品・着払いの荷物、または荷送人の意向によっては置き配を選択できないことがあります。
日本郵便(ゆうパック)
日本郵便でゆうパックを宅配ボックスで受け取るには、事前準備が2つ必要です。1つは「ゆうID」を登録して「eお届け通知」を受け取れる状態にしておくこと、もう1つは戸建てやアパート、各戸設置の宅配ボックスを利用する場合に「指定場所配達に関する依頼書」を配達郵便局に提出することです。
準備が整えば、受け取った「お届け予定のお知らせ」や郵便局アプリから、宅配ボックスを含む指定場所を受け取り場所として選択できます。
Amazon
Amazonで注文した荷物を自宅の宅配ボックスに届けてもらうには、注文時の「配送指示(置き配含む)」から置き配指定の場所として「宅配ボックス」を選択します。置き配指定の選択肢の中から「宅配ボックス」を選び、保存をタップすれば設定完了です。一度設定すれば次回以降の注文にも引き継がれます。
自宅に宅配ボックスがない場合、Amazon Hubロッカーや受取スポットを利用する方法もあります。Amazonが発送する対象商品に限り、コンビニ(ローソン・ファミリーマート・ミニストップ)やAmazonロッカー、Amazonカウンター、PUDO、ヤマト運輸営業所などを受け取り場所に指定できます。注文時の配送先選択画面で受け取り場所を変更するだけなので、導入のハードルは低めです。
メルカリ
メルカリで購入した商品は、メルカリ便(らくらくメルカリ便・ゆうゆうメルカリ便)を利用すれば宅配ボックスで受け取れます。購入時に「購入手続き」画面で「置き配の指定」をタップし、宅配ボックスを含む指定可能な場所から選択・保存することで設定できます。
らくらくメルカリ便であれば、商品発送後にヤマト運輸から届く「お届け予定eメール」の専用ウェブサイトからも受け取り場所を変更できます。なお、ネコポスやゆうパケットなど、ポスト投函型の配送方法は置き配の対象外となるため、購入前に出品者の発送方法を確認してください。
よくある質問

宅配ボックスについてよく寄せられる質問をまとめました。
Q. 宅配ボックスと置き配の違いとは?
最大の違いは施錠の有無です。宅配ボックスは鍵やパスコードで保護されるため、荷物の盗難リスクが低くなります。置き配は玄関前など指定場所に荷物を置くだけで施錠されないため、盗難や雨濡れのリスクがあります。
防犯性を重視するなら宅配ボックス、手軽さを優先するなら置き配という使い分けが一般的です。高額品や雨に弱い荷物は宅配ボックスで受け取りましょう。
Q. ヤマトの荷物が宅配ボックスに入らなかったらどうなりますか?
ボックスの容量を超える荷物は、配達員の判断で玄関前に置き配されるか、再配達の扱いになります。置き配された場合は配送業者の記録上は配達完了となるため、荷物の紛失リスクが生じることがあります。対策として、「ボックスに入らない場合は〇〇に置いてください」と配達メモに記載しておきましょう。
Q. Amazonの「宅配ボックスに配達完了」とは?
これはAmazon Hubロッカーに荷物が投入された状態を指します。自宅の宅配ボックスではなく、コンビニや駅前に設置されている公共ロッカーへの投入です。
受け取りにはAmazonアプリまたは届いたメールに記載されたバーコードが必要です。受け取り期限(一般的に3日間)が設定されているため、通知を受け取ったら早めに取り出してください。
Q. マンション・アパートに宅配ボックスを設置できますか?
マンション・アパートの共用部(玄関ホール・廊下)への設置は、管理組合や管理会社の許可が必要です。一方、自室の玄関前や専有スペースへの設置は比較的自由に行えますが、賃貸の場合は貸主への確認をおすすめします。
まとめ:宅配ボックスを設置して再配達をなくそう
宅配ボックスは、再配達の手間をなくすだけでなく、非対面での受け取りや在宅勤務中の業務中断防止に有効な設備です。一軒家(戸建て)への後付けなら据え置き型が扱いやすく、新築や外構リフォーム時なら機能門柱型で玄関まわりをすっきりさせると良いでしょう。
受け取り時間を気にせず暮らせる便利さは、一度体験すると手放せないものです。設置工事や外構との調和で迷ったときは、エクステリア専門店や外構業者に相談してください。
参照
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