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リビングキャビネットの選び方|種類・ブランド・活用法まとめ

収納家具を探していると「リビングボード」「シェルフ」「キャビネット」と似た名前がずらりと並び、どれを選べばいいのか迷ってしまいませんか?

違いを把握しないまま購入し、「思っていた収納と違った」と後悔する方が意外に多いものです。特にリビングは家族が集まる場所だからこそ、収納力とインテリア性に長けたキャビネットを選びたいところです。

この記事では、リビングキャビネットの定義からタイプ別比較、選び方、人気ブランドの特徴まで整理しました。ぴったりの1台を見つけるヒントにしてください。

目次

・リビングキャビネットとは|リビングボードや収納棚との違い

・リビング収納にキャビネットをおすすめする理由

・キャビネットの種類|ハイ・ロー・薄型・小さめを比較

・リビングキャビネットの選び方|サイズ・テイスト・完成品で絞る

・リビングキャビネットの人気ブランド別家具比較

・よくある質問

・まとめ:リビングキャビネットはサイズとテイストで選ぼう

リビングキャビネットとは|リビングボードや収納棚との違い

家具の種類扉の有無主な用途生活感の目隠し
キャビネットあり(木製・ガラスなど)小物・書類・食器の収納◎ 隠せる
リビングボードあり+オープン棚の複合が多いテレビ周辺・AV機器の収納○ 一部隠せる
シェルフなし(オープン棚)本・雑貨のディスプレイ収納△ 見せる前提
オープンラックなし日用品の一時置き・飾り棚△ 見せる前提

リビング向けの収納家具には、キャビネット・リビングボード・シェルフ・ラックなど複数の呼び名があります。なかでもキャビネットは箱型の収納家具の総称で、扉付きタイプが代表的で、中身を隠して部屋の雰囲気を整えやすいのが特徴といえます。

まずは、キャビネットとほかの収納家具の違いをおさらいします。

リビングボードとの違い

リビングボードはテレビ台やAV機器の収納を兼ねた横長の家具で、テレビボードタイプには背面に配線穴があるものが一般的です。一方、キャビネットは収納そのものが目的で、設置場所を選びません。テレビ周りに置くならリビングボード、壁面やコーナーに収納を増やしたいならキャビネットが向いているでしょう。

シェルフ・オープンラックとの違い

シェルフやオープンラックは扉がなく、出し入れのしやすさと「見せる収納」が魅力です。ただ、ほこりがたまりやすく、雑然とした印象になりがちな面もあります。キャビネットなら扉で中身を隠せるため、リビングを常にすっきり見せたい方におすすめです。

リビング収納にキャビネットをおすすめする理由

リビングキャビネットは「収納力」と「見た目」を同時に解決できる家具です。ここでは、キャビネットをおすすめする3つの理由と、購入前に知っておきたい注意点を解説します。

理由①|扉を閉めるだけで生活感を隠せる

キャビネットの強みは、扉を閉めるだけで中身が見えなくなることです。リモコンや薬箱、請求書の束など「毎日使うけど見せたくないもの」をサッと収納しておけば、急な来客で慌てずに済みます。

小さな子どもがいるご家庭では、誤飲リスクのある小物を扉の中にしまっておけます。オープンラックのように「常に整頓しておかなければ」というプレッシャーが少ないのも、日常使いで選ばれる理由のひとつです。

理由②|可動棚で収納物に合わせて調節できる

キャビネットの内部には可動棚が付いていることが多く、収納物に合わせて高さを自由に変えられます。A4ファイルを立てて入れたいとき、食器を重ねて収納したいときなど、用途に応じたレイアウトが可能です。

また、ガラス扉タイプを選べば、お気に入りの食器やグリーンを飾りながら収納できます。先述した「隠す」と「見せる」を一台で両立できるのは、キャビネットならではのメリットです。

理由③|デザインが豊富でインテリアに合わせやすい

キャビネットは外側のデザインも選択肢が豊富です。北欧テイスト、ナチュラル、モダンなど多彩なスタイルがあり、リビングの雰囲気に合わせて選べます。

木目調のあたたかみのあるタイプから、ホワイトやグレーのシンプルなタイプまで揃っているため、既存の家具と統一感を出しやすい点も支持されています。

購入前に確認したい注意点

扉の開閉にスペースが必要なため、設置場所の壁面2〜5cm + 前方に扉奥行き分の余裕を確保してください。引き戸タイプなら開閉スペースが不要で、狭い場所にも設置できます。

また、完成品は頑丈ですが重量があるため、搬入経路の幅と床の耐荷重を事前に確認しておくと安心です。組み立て式なら玄関が狭いマンションでも搬入しやすい反面、工具が必要になる場合があります。

キャビネットの種類|ハイ・ロー・薄型・小さめを比較

タイプ高さの目安奥行きの目安収納力圧迫感向いている部屋
ハイタイプ150〜200cm以上35〜45cm◎ 大容量△ やや圧迫感あり10畳以上・壁面を活かしたい部屋
ロータイプ70〜100cm35〜45cm○ 中程度◎ 低くて開放的6〜8畳・窓が多い部屋
薄型80〜120cm20〜30cm△ 限定的◎ 圧迫感が少ない廊下側・通路沿い・ワンルーム
小さめ60〜85cm30〜45cm△ 限定的◎ コンパクトひとり暮らし・サブ収納

キャビネットはサイズ選びを間違えると、部屋が狭く見えたり収納が足りなくなったりします。以下、4タイプの高さ・奥行き・向いている部屋を比較しました。

ハイタイプの特徴と向いている部屋

「リビングの収納が足りない」「本棚と食器棚を別々に置く場所がない」という方には、高さ150〜200cm以上のハイタイプが向いています。壁面を縦に活かせるため、限られた床面積でも大容量を確保できます。

このタイプは、10畳以上のリビングや壁一面を収納にしたい部屋に最適です。背が高いため、突っ張り棒やL字金具で壁に固定しておくと安心でしょう。

ロータイプの特徴と向いている部屋

腰高の窓下やソファ横にぴったり収まるのがロータイプです。高さ70〜100cmで、天板にグリーンや小物を飾ればディスプレイスペースとしても活用できます。圧迫感が少ないため、6〜8畳のリビングや窓が多い部屋でも使いやすいでしょう。

薄型の特徴と向いている部屋

設置スペースに限りがあるなら、奥行き20〜30cmの薄型キャビネットが最適です。廊下側の壁沿いやワンルームでも、動線を妨げずに設置できます。A4ファイルは収まりませんが、文庫本やリモコン、薬箱など日常の小物を整理するには十分です。

小さめキャビネットの特徴と向いている部屋

ひとり暮らしやサブ収納には、幅60cm以下の小さめタイプが重宝します。ソファ横に置いてサイドテーブル代わりにしたり、デスク下に収めて書類整理に使ったりと、柔軟なレイアウトが可能です。また、キャスター付きのモデルなら、模様替えの際も手軽に移動できるでしょう。

リビングキャビネットの選び方|サイズ・テイスト・完成品で絞る

リビング用キャビネットを選ぶ際は、サイズ・テイスト・組み立て方式の3つの軸で絞り込むと失敗しにくくなります。それぞれの軸で押さえておきたいポイントを整理しました。

部屋の広さから最適なサイズを決める方法

まずは設置場所の幅・高さ・奥行きを測り、扉の開閉スペースも含めて余裕があるかを確認してください。6畳のリビングならロータイプか薄型が目安です。10畳以上なら幅広のキャビネットやハイタイプも選択肢に入ります。

ネット通販で購入する場合は、商品ページに記載された「梱包サイズ」を必ずチェックします。玄関や廊下を通らないサイズを注文してしまう方が多いため、搬入経路の幅もあわせて測ってきましょう。

インテリアに合うテイストの見つけ方(北欧・モダン・ナチュラル)

テイスト選びは、部屋の床色や既存家具との統一感を意識するのがポイントです。

まず、自分の部屋が明るいトーンか落ち着いたトーンかを確認してみてください。北欧ならオーク材×ホワイトで明るく、モダンならウォールナット×スチールで落ち着いた印象になります。また、ナチュラルならパイン材やラタンで温かみを出せるでしょう。

SNSやルームツアー動画で実際のコーディネート例を見ておくと、届いた後のギャップを減らせます。

完成品と組み立て式はどちらを選ぶべきか

「長く使いたい」「安定感を重視する」という方には完成品がおすすめです。開梱後すぐに使え、接合部が頑丈なので耐久性も高くなります。ただし重量があり、価格もやや高めに注意してください。

一方、「引っ越しの予定がある」「ひとり暮らしで搬入が不安」という方には組み立て式が向いています。搬入がしやすく価格も抑えられますが、工具と組み立ての手間・時間が必要です。迷ったら、今後の引っ越し予定と予算で判断してみましょう。

リビングキャビネットの人気ブランド別家具比較

ブランド価格帯デザイン傾向完成品主な販路
ニトリ約13,000〜70,000円ベーシック・ナチュラル○ 一部あり店舗+通販
IKEA約3,500〜66,000円北欧モダン・カラフル× 組み立て式店舗+通販
無印良品約25,000〜40,000円シンプル・ナチュラル○ 一部あり店舗+通販
アイリスオーヤマ約5,500〜40,000円シンプル・木目×スチール○ 一部あり通販中心
LOWYA約10,000〜40,000円北欧・ラタン・モダン△ 商品による通販専門

リビングキャビネットは、ブランドによって価格帯やデザインの傾向が大きく異なります。上記表で主要ブランドの特徴を比較してみてください。

ニトリのリビング向けキャビネット|ベーシックライン

全国に店舗があり、実物を見てから購入できるのがニトリの強みです。約13,000円から7万円台まで価格帯が幅広く、ナチュラル・ホワイト・ダークブラウンとカラー展開も豊富なため、既存の家具に合わせやすいでしょう。まずは手頃な価格で試したい方におすすめです。

IKEAのリビング向けキャビネット|BESTÅ・EKETシリーズ

BESTÅ(ベストー)やEKET(エーケト)シリーズは、扉・棚板・脚パーツを自由に組み合わせてカスタマイズできるのが魅力です。北欧デザインを手頃な価格で取り入れたい方に向いています。組み立て式のため、購入前に作業スペースと工具の有無を確認しておきましょう。

無印良品のリビング向けキャビネット|木製・スタッキングシリーズ

オーク材やウォールナット材を使った落ち着いたデザインが、無印良品の持ち味です。木製キャビネットやスタッキングキャビネットなど、暮らしに合わせて組み合わせられるモジュール型が充実しています。シンプルなデザインのため、北欧テイストやナチュラルテイストの部屋に馴染みます。

アイリスオーヤマのリビング向けキャビネット|LaLassicシリーズ

コストパフォーマンス重視なら、アイリスオーヤマのキャビネットが選択肢に入ります。たとえば、LaLassic(ララシック)シリーズは木目調×スチール脚を組み合わせたデザインで、モダンなリビングに合うシリーズです。通販中心での販売となるため、本体サイズを商品ページでチェックしてから購入しましょう。

LOWYAのリビング向けキャビネット|北欧・ラタン調デザイン

LOWYAのキャビネットは、北欧テイストやラタン調など、デザイン性の高いラインナップが特徴です。幅60〜160cmまで豊富なサイズを展開しており、部屋の広さに合わせて選べます。店舗数は限られるため、商品ページの写真やレビューでサイズ感を確認してください。

よくある質問

最後に、よくある質問にお答えします。

Q. キャビネットの扉はガラスと木製のどちらがおすすめですか?

中身を見せたい場合はガラス扉、隠したい場合は木製扉が適しています。ガラス扉はお気に入りの食器やインテリア小物をディスプレイするのに向いていますが、指紋やほこりが目立ちやすい面もあります。木製扉は中身が完全に隠れるため、生活感を出したくないリビングに最適でしょう。

Q. キャビネットの地震対策はどうすればいいですか?

ハイタイプのキャビネットは、L字金具や突っ張り棒で壁や天井に固定してください。ロータイプでも転倒防止シートを底面に貼ると安定感が増します。ガラス扉の場合は、飛散防止フィルムを貼っておくと割れた際の被害を軽減できるでしょう。

Q. ネット通販でキャビネットを買うときの注意点は?

商品ページの「外寸」だけでなく「内寸」と「梱包サイズ」を必ず確認してください。外寸が部屋に収まっても、梱包サイズが玄関を通らないケースがあります。組み立て式の場合は必要な工具が付属しているかを事前にチェックしておきましょう。

Q. キャビネットのお手入れ方法は?

木製キャビネットは乾いた布でほこりを拭き取るのが基本です。汚れがひどい場合は、かたく絞った布で水拭きしてからすぐに乾拭きしてください。ガラス部分はガラスクリーナーで拭くときれいに仕上がります。直射日光が当たる場所に置くと日焼けの原因になるため、カーテンやブラインドで遮光するのがおすすめです。

Q. 賃貸でもキャビネットを壁面に設置できますか?

賃貸の場合、壁にネジ穴を開けるのは原状回復の対象になることがあります。突っ張り棒タイプの転倒防止器具なら壁に穴を開けずに固定できるため、賃貸でも安心でしょう。ロータイプや薄型のキャビネットなら壁への固定なしでも安定しやすく、退去時のトラブルを避けられます。

まとめ:リビングキャビネットはサイズとテイストで選ぼう

リビングキャビネットは、扉付きの収納家具として「隠す収納」と「インテリア性」を両立できる点が最大の特徴です。ハイタイプは大容量、ロータイプは開放感、薄型は省スペース、小さめはサブ収納と、それぞれの強みが異なります。

選ぶ際は、設置場所のサイズを測ったうえで、部屋のテイストに合うデザインを選ぶと失敗しにくくなるでしょう。北欧・ナチュラル・モダンなど、自分の好みに合うブランドの商品を比較検討してみてください。

「どのタイプが自分の部屋に合うかわからない」という場合は、インテリアのプロに相談すると、生活動線や収納計画も含めた具体的な提案を受けられます。施工事例や実際のレイアウト写真を参考にすると、購入後のイメージがつかみやすくなるでしょう。

参照

無印良品 キャビネット・リビングボード

アイリスオーヤマ リビングキャビネット|商品情報

IKEA キャビネット(扉付き収納棚)

ニトリ キャビネット

LOWYA キャビネット・サイドボード

あなたの住まいに最適な
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この記事の著者

武藤 汐里

武藤 汐里

インテリアコーディネーター(登録番号:250197A)/リノベーションコーディネーター(RCDN2500050)。古家を活かした空間づくりとインテリアをテーマに発信中。住まいの知識と感性をもとに、本メディアの記事監修を担当。

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